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ソマリア沖の自衛艦派遣を脱法行為にしたいらしい(警護対象外、3回目の救助 ソマリア海賊対策で海自護衛艦(北海道新聞))

北海道新聞に以下の記事が掲載された。

防衛省によると、ソマリア沖で海賊対策活動中の海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が18日午後8時(現地時間同日午後2時)ごろ、海上警備行動の警護対象外となっているカナダ船籍とみられるクルーザーから「不審な小型船に追跡されている」と無線を受けた。艦載ヘリコプターが発進して近づくと、不審船は停止したという。

海上警備行動は警護対象を日本関連船舶に限定しているが、防衛省は「船員法の『遭難船舶等の救助』に基づく人道的な措置」として警護対象外船舶の救助活動をしており、今回で3回目。“脱法的”との批判もある。

防衛省によると、クルーザーはさざなみから約35キロ離れた海域で無線を発信した。海自の艦載ヘリは約40分後、クルーザーの数キロ先にいる3隻の不審な小型船を発見したが、近づくと停止したという。

3隻はいずれもイエメン国旗を掲げ、防衛省は「武器の有無は確認しておらず、海賊船かどうかは不明」としている。

さざなみは15日に7回目の警護活動を終えた後、ジブチに寄港。8回目の活動のためジブチ沖で待機中だったという。

警護対象外、3回目の救助 ソマリア海賊対策で海自護衛艦

と言う記事があると思えば、

防衛省によると、ソマリア沖で海賊対策活動中の海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が4日午前2時40分(現地時間3日午後8時40分)ごろ、海上警備行動の警護対象外のシンガポール船籍のタンカーから「海賊らしい小型船舶に追われている」との国際無線連絡を受けて現場海域に急行、約20分後に追い払った。

海上警備行動での警護対象は日本船籍、日本人、日本の貨物を運ぶ外国船など日本関連の船舶に限られており、脱法的な活動だった疑いがある。防衛省は「船員法の遭難船舶等の救助を適用した。武器などの強制力を使っておらず問題はない」としている。

(中略)

船員法14条は「船長は、他の船舶または航空機の遭難を知ったときは、人命の救助に必要な手段を尽くさなければならない」と定めている。

ソマリア沖で外国船舶救助 護衛艦、“脱法行為”の疑いも

脱法的って…救難を求めている船舶からの無線が入っても、それを無視する自衛艦の方が、恥だと思うのだが…。

確かに現状では、上に書かれているように日本船籍…等々の決まりがあるかもしれないし、決まり事は守らなければならないかもしれない。

だからといって、救難を求めている船舶があるのにそれを無視していいとは思わない。何か起こったときには、自分ができる最善の(と思われる)方法をとるのが当たり前ではないだろうか。海の上というのは、そう言うものではないのだろうか。

…フト思ったのだが、もし自衛艦が法律に従い警備対象外の船舶からの救難無線を無視して、その所為でその船が海賊に襲われ、被害を受けたとき、この新聞社は、どのように報じるのだろう。その行為を褒めちぎるのだろうか。

…いや、そんなことはないだろう。たぶん、待ってましたとばかりに貶すような記事を書くことだろう。その前に脱法だのなんだのと書いていたとしても。